【STEP2|読みやすさ】読めない名前で苦労しないために!失敗しない名前の選び方

読みやすさ|後悔しない命名6つの注意点

読めない名前のほとんどが、いわゆる「キラキラネーム」と思われがちです

名前は、その子の一生をともにする大切なもの

だからこそ、「読みやすさ」は見た目以上に重要なポイントなんだ。

読み間違えられたり、覚えてもらえなかったり

そんな苦労を、わが子に背負わせないために

今、しっかり考えておこう!

一緒に「読みやすい名前」のポイントを押さえて

後悔のない命名を目指そう!

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命名アドバイザー・この命名サイトの制作・運営
おぎじぃ

改正戸籍法対応のキラキラネーム診断のアルゴリズムを開発。赤ちゃん命名のサポートをしてます。 プロフィール »

01|【永久保存版】読めない、名前|完全解説

【永久保存版】読めない、名前|完全解説

「読めない名前が、人生にどんな影響を与えるのか?」

今、多くのパパママがこの問題に直面しています

もしあなたが、こんな悩みを抱えているなら

ぜひ、この記事を最後まで読んでください

  • 初めてのお子さまの名前選びに悩んでいる
  • 読みにくい名前で後悔したくない
  • 名前の読み方に迷い、どう決めたらいいか分からない

「キラキラネーム診断」を開発した私だからこそ

あなたに伝えられることがあります

命名は、親から子への最初の贈り物

その名前がどう使われ、どう読まれるかを考えることは

お子さまの未来を思いやる最初の一歩です

名前の読みやすさを決める3つのポイントは

  • 漢字の読みやすさ(一般的に読まれるか)
  • 呼び名の認知度(一般的に知られているか)
  • 漢字の認知度(その漢字が広く知られているか)

この3つのポイントを押さえるだけで

名前の「読みやすさ」は格段に向上します

それでは、後悔しない名前選びの秘訣を完全公開します!

02|名前を読みやすくする【3つのポイント】

「漢字の読みやすさ」「呼び名の認知度」「漢字の認知度」の3つが名前の読みやすさのポイント

候補の名前が読みやすいか分からない!?

そんな方のために、丁寧に解説していきます

名前の読みやすさのポイントたった3つ

  • 漢字の読みやすさ(一般的に読まれるか)
  • 呼び名の認知度(一般的に知られているか)
  • 漢字の認知度(その漢字が広く知られているか)

3つの総合力で決まります

これがすべて!

では、漢字の読みやすさについて解説します

①漢字の読みやすさ|名前の読みやすさと漢字の読みやすさの関係

漢字の読みやすさ

名前の読みやすさを考えるとき、「漢字の読みやすさ」はとても重要な要素です

なぜなら、名前は初対面の人に読んでもらう機会が多く、一般的な読み方であればあるほど、スムーズに伝わるからです

読みやすい名前は伝わりやすい

例えば、「太郎(たろう)」という名前は、多くの日本人が直感的に読めます

一方で、「大郎(たいろう)」と書くと、一瞬迷う人が増えるでしょう

これは、「太郎」の方が一般的な読み方として広く知られているためです

漢字の読みが一般的でないとどうなる?

例えば、次のような名前があります

  • 花(はる)
  • 亮(あきら)
  • 咲(えみ)

これらの漢字は名前に使われますが、一般的な読みとは少し異なります

そのため、人によっては「はな」「りょう」「さき」と読んでしまうことがあります

例えば、「花」は学校で「はな」と習うため、「花=はな」という固定観念が強く、日常でも「はな」と読む機会が多いため、無意識にそう読んでしまうのです

漢字の読み方の種類(例:花)

  • 音読み(か・け)
  • 訓読み(はな)
  • 名のり(はる・みち・もと)
  • 当て字(は:「はな」の一部を使ったもの)

漢字の読み方は、これらの4つに分類されます

一般的に、漢字の読みやすさは以下の順になります

  • 代表的な「音読み・訓読み」
  • よく使われる「名のり」
  • 比較的認知されている「当て字」

このどれにも当てはまらない読み方を持つ名前は、一気に読みにくくなります

漢字の読みやすさ

では、実例をもって解説します

芽愛と書いて「めい」と読める?

芽愛と書いて「めい」と読める?

こんな質問があります

芽愛と書いて「めい」と読む名前、どう思いますか?読めますかね…?

出典:ヤフー知恵袋

結論から言うと、漢字の見た目だけでは「めい」と一発で読むのは難しいです

特に「愛」は名前では「あい」や「あ」と読むのが一般的です

そのため、「愛」を「い」と読ませるのは、少し無理がある読み方になります

正直、多くの人にとっては想像の範囲を超えた読み方と言えるでしょう

そのため、読みやすさの面ではハードルが高い名前になります

名前診断の結果を用意したので、読みやすさのチェックを確認してみてください

では実際に

  • 「芽愛(めい)」は読みやすいのか?
  • 「芽愛(めい)」は読み間違われないのか?

「芽愛」の読み方について、詳しくまとめたページを用意しましたので、ぜひご覧ください

芽愛(めい)女の子の名前、メリット・デメリット

芽愛(めい)女の子の名前、メリット・デメリットまとめ

このように、名前のメリット・デメリットをしっかりと知った上で名づければ、納得のいく選択ができるでしょう

あらかじめ理解した上で命名するのと、何も知らずに好みだけで決めるのとでは、大きな違いがあります

おまけ|【超有料級】当て字の読みやすさレベル解説

この図は、みんなが名前を読むときに無意識に「これ、読めそう!」と感じる当て字を、読みやすさの順に並べたものです

数字が大きくなるほど、「え、これ何て読むの?」と感じるほど読みにくくなります

当て字の使いやすさ解説書

では、読みやすい当て字にはどんな特徴があるのでしょうか? まとめると、大きく2つのパターンに分かれます

  • 音・訓読みを使った
  • 前方ぶった切りしたもの

名前って、時代の流れに合わせて新しいものがどんどん生まれてくるけど

その一方で消えていく名前もあるよね

例えば、「希空(のあ)」という名前を知っていますか?

  • 「希(のぞみ)」の名乗り読み
  • 「空(あき)」の訓読み

この2つを前方ぶった切りして作られた当て字です

最初に見たときは「え、これで『のあ』って読むの?」と驚いた人も多かったはず

でも、今では「希空=のあ」と読める人が増えてきています

なぜ読めるようになったのか?それは「前方ぶった切り」が当て字の中でも読みやすいからなんです

これが、生き残れる名前のポイントの1つなんだ

だからこそ、当て字を使う時は、この表を参考にして整理するといいよ!

②呼び名の認知度|名前の認知度と人名らしさと違和感のない名前を選ぶコツ

人名としての認知度

「人名の認知度」とは、日本でよく知られている名前の読みのことです

名前の認知度と人名らしさの関係

名前には、「言葉としてどれくらい一般的に知られているか」と「人名としての馴染みやすさ」があります

これらのバランスによって、名前の受け入れられやすさが変わってきます。

下記の図にまとめたので見て下さい

名前の認知度と人名らしさの関係

この表から、名前の認知度と人名らしさの関係が分かります。

この表から分かること

「さくら」はもともと木の名前ですが、日本文化の中で美の象徴として親しまれてきたことや、花の名前が人名として一般的に使われることから 違和感なく名前として受け入れられている ということです

これに対し、「おらふ」のような名前は、日本の伝統や文化の中に人名としての前例がほぼないため、キャラクターの印象が強くなり、人名としては違和感を持たれやすいのです

また、「まぽる・ぴえん」は意味が一般にはほとんど知られていないため、とても個性的な名前とされ、人名としては違和感を持たれやすいです

名前を決める際のポイント

名前をつける際には、以下の点を考慮すると良いでしょう。

  • 人名として一般的かどうか(例:「さくら」は定着しているが、「おらふ」はキャラクター名の印象が強い)
  • 一般名詞やキャラクター名として認知されすぎていないか(「ぴかちゅう」は完全にキャラ名として固定されている)
  • 発音しやすく、日本語の響きに馴染んでいるか(「まぽる」や「ぱりる」は新しすぎて違和感がある)
  • 個性的な名前を選ぶ場合、その名前が日常生活でどのように受け取られるかを考慮する

名前の認知度と人名らしさを意識しながら、納得のいく命名をしましょう!

③漢字の認知度|珍しい漢字、本当に使うべき?読みやすい名前の考え方

命名を始めてから知った漢字

今回の「芽愛」についてだけど、「芽」も「愛」も多くの人に知られている漢字だから、特に問題はないよね

でも、「侃」「爾」「匡」みたいな漢字を使うとなると、話は別

普段の生活でほとんど見かけないし、使うこともないから、読み方が分からない人が多いんだ

たとえ「侃の代表的な読みは〇〇なんだよ」と説明しても

それを知っている人はごくわずか、というのが現実なんだよね

「侃」の漢字は一般的に知られていない
「爾」の漢字は一般的に知られていない
「匡」の漢字は一般的に知られていない

こういった名前以外で使わない漢字を使うと、一気に読みづらくなってしまうんだ

特に、命名を考えているときに「こんな漢字があったんだ!」と初めて知るような漢字

あなたが知らないなら、相手も知らない可能性が高いよね

それを「珍しいから」という理由だけで使うのは、ちょっと考えものかもしれない

よって、自分の知らない漢字を、あえて外して命名するのも一つの方法です

まとめ|名前の読みやすさを決める3つのポイント

最後におさらいしておきます

名前の読みやすさのコツは

「漢字の読みやすさ」「呼び名の認知度」「漢字の認知度」の3つが名前の読みやすさのポイント

名前の読みやすさは、漢字の一般的な読み方、名前としての認知度、そして漢字自体の知名度によって決まります

  • 漢字の読みやすさ(一般的に読まれるか)
  • 呼び名の認知度(多くの人が知っている名前か)
  • 漢字の認知度(その漢字が広く知られているか)

この3つを意識して、後悔のない名前を選びましょう

あなたの考えた名前は、読みやすいですか?

しっかりとチェックして、大切な命名を成功させましょう!

【後悔しない命名】6つの注意点

赤ちゃんの名前、後悔しないために!

「せっかく考えた名前だけど、後から気になるポイントが出てきた…」

そんな後悔をしないために、名前を決める前にチェックしておくべき6つのポイントをまとめました!

  • 性別に合っている?
  • 読みやすい?
  • 言いやすい?
  • 書きやすい?
  • 姓名判断の結果は?
  • 名前全体のイメージは?

一生付き合う大切な名前だからこそ、しっかり確認しておきましょう,/p>

6つのポイントを今すぐチェック!